自社製品のカタログやチラシなどの販促物のデザイン制作を担当しています。マサル工業の製品は、街のインフラや建物の工事に使われていて、農業関連の資材もあって身近な存在なんですが、一目で見てそれがどんな用途で使われているのかはわかりにくいことが多いんです。ですから、その機能をパッと見ただけで伝えるデザインを作るには、製品のことをよく知っている営業職のスタッフに話を聞いて、アピールポイントを押さえる必要があります。
マサル工業の本社オフィスは、営業部だけでなく、総務や商品開発などの部署がひとつのフロアで仕切りなくデスクを並べているので、誰にもすぐに相談できる環境があるので助かっています。これまで、広告代理店や精密機械メーカーなどで働いてきましたが、こんなにオープンな雰囲気の会社で働いたのは初めてです。

デザイナーとして、さまざまな会社で働いてきましたが、どこも仕事が忙しく、ゆとりを持って仕事をしたいとマサル工業に転職しました。プライベートが充実したおかげで結婚することもできました。
ただ、結婚して間もなく妊娠したことがわかって入社してまだ1年も経っていない時期に産休をとるのは申し訳ないなと思ったんです。上司におそるおそる報告すると、その場ですぐに「よかったね、おめでとう！」と祝福してくれて、産休と育休の制度の説明をしてくれました。私にとってマサル工業は、家族のような存在なのかもしれません。