マサル工業の事業方向性
マサル工業の経営目標は、マサル工業が元気のある100年企業となることです。
マサル工業の中長期の経営目標では、売上や利益の目標または ROEなどの定量的数値はあえて示しません。なぜなら、外形的な数字で示せる「どんな大きさの企業になるか」よりも、「どのような活動が出来る企業になるか」に重きを置いているからです。マサル工業が目指す企業の姿を、誤解を恐れずに一文で書くなら、企業活動を圧倒的なスピードで一体感を持って柔軟に実施出来る組織の実現です。その為に、「進化するマサル工業」をスローガンに掲げ、日々前進に努力しています。
5年後また10年後にどのような商品がお客様から求められているかは、現時点では不明なものがほとんどです。しかしながら、現状の開発プロセスに倍するスピードで商品開発が進められる企業体質になっていれば、そしてそれらを迅速に市場に出せれば、同業他社に負けることなく、お客様のニーズに応えられる会社になっていることを確信しています。
社員に期待すること
社業が進化していく組織ということは、働く社員にとっては、仕事環境と職務内容が変化していくことを意味します。
ですので、働く社員に求めることは、前向きなチャレンジを躊躇せず、自分自身が変化していく気概を持つことです。全ての社員に対して、自分自身が変化することの重要性を、私は社長として発信し続けています。
また、社員には全人的な成長の為に自己研鑽を求めています。リベラルアーツの古典や、技術素養の基本となる名著は、自己研鑽の王道です。情報源メディアの選択肢は、旧来の印刷物に加えてネット上の情報と多様化しています。社員は自身に合ったメディアを選び、自分自身を磨くことに熱心であってほしいと願っています。