通信・電設資材製品情報

よくある質問

「モール」の語源について


Q.配線モールの「モール」の語源ってなんですか?


A. モール【mol】
モールディング【molding】の略。繰形(くりかた、くりがた)の意。
何らかの表面の継ぎ目を覆ったり装飾を施す目的で使われる様々な断面の細い建材。
伝統的に無垢材や石膏を削っていたが、プラスチックや木質材料でも作るようになり、
古くは、建築でも彫刻でも大理石などの石を彫って作っていた。

終戦までモールは「鉄板製の床上配線用線覆い(ゆかうえはいせんようせんおおい)」と呼ばれていたようで、 その使用用途から「繰形(くりがた)」という意味の
”モールディング【molding】”が当てられます。
その用途から英語圏では【wiring duct】に相当します。


商品を購入するには


Q.マサル工業の商品はどこで買えますか?


A.通信資材お取り扱い商社、電設資材お取り扱い商社の他、一部のホームセンター等でもお取り扱いいただいております。詳しくは、当社へお問い合わせ下さい。


配線モールの選び方について


Q.配線モールを壁や床に使いたいのですが、何を使ったらいいですか?


A.壁にはニュー・エフモールを、床にはガードマンUをご使用下さい。
ご使用になるケーブルのサイズに応じて号数をお選び下さい。


配線モールを切断するには


Q.配線モールは何で切断すればいいですか?


A.各商品・サイズに応じて工具を用意しております。
ワイプロ切断鋏、ラチェットカッター、モールカッター、ガードマンカッターを
ご使用下さい。
一部対応していないサイズの商品もございます。
対応していないサイズの商品については、糸のこぎり、電動のこぎりなどの工具を
ご使用下さい。


固定した床用配線モールの剥がし方について


Q.両面テープで固定した床用配線モールを剥がしたいのですがどうしたら良いですか?


A.ニューハクリーンをご使用頂くとキレイに剥がすことができます。


天井からの引出し施工について


Q.モールを使用して、天井からケーブルを引き出す施工をする場合はどの部材(商品)を使用したら良いですか?


A.「コンビネーション」「マルチコンビ」「マルチコーナー」があります。


コンビネーション、マルチコンビ、マルチコーナーの違いについて


Q.「コンビネーション」、「マルチコンビ」、「マルチコーナー」の違いは何ですか?


A.「コンビネーション」本体の号数ごとに大きさが異なります。
「マルチコンビ」のサイズは一種類で複数号数に対応します。
「マルチコーナー」マルチコンビを更に大きくした商品で、対応出来るサイズが向上されています。


ノックアウトの開け方について


Q.ノックアウトはどのように開ければ良いですか?


A.樹脂製品にはニッパー、金属製品にはペンチをお使いください。


ニュー・エフモールやエムケーダクトの
屋外での使用について


Q.ニュー・エフモールやエムケーダクトを屋外で使用したいのですが可能ですか?


A.ニュー・エフモールやエムケーダクトを屋外で使用することは想定しておりません。
屋外には屋外用エムケーダクトをご使用下さい。


メタルエフモールとメタルモールの違いについて


Q.「メタルエフモール」と「メタルモール」の違いは何ですか?


A.A型、B型は外形寸法同じです。
当社メタルモールA型、B型は一種金属製線ぴ、C型は金属ダクトに分類されており、
オフィス・学校・病院など人の集まるパブリックスペースの配線保護に最適です。
「メタルモール」はすべて金属で構成されています。
「メタルエフモール」は、カバー部表面が金属で、その他は樹脂で構成されている「金属被服樹脂製配線カバー」です。
当社製メタルモールに比べて軽く、施工性に優れています。サイズはS型、A型、B型の三種類があり、病院や官公庁等で多数採用されており、都市再生機構仕様(呼び名:メタルF用モール(EF-116-2(S)(A)(B))や鉄道・運輸機構仕様(B07-1)にも認定されています。


メタルモールで使用できる電圧について


Q.メタルモールで使用できるケーブルの電圧はどのくらいでしょうか?


A.メタルモールは電気用品安全法で「一種金属製線ぴ」として規定されている商品群
です。これを用いる工事では「乾燥し、展開した場所」「乾燥し、点検できる隠ぺい場所」それぞれで300V以下の電圧の金属線ぴ工事を行うことができます。


メタルモールのフタの開け方について


Q.メタルモールのフタが固くて開けられません!どうやって開ければいいですか?


A.フタの間にドライバー等の堅い工具を差し込んで、テコを利用すると簡単に
開けられます。


メタルモールのフタの閉め方について


Q.メタルモールのフタが上手く閉まりません!どうやって閉めればいいですか?


A.ゴム製の柔らかいハンマーを使用して、フタを叩いて閉めて下さい。
その際、敷設したケーブルをかみ込まない様に注意して下さい。


配線カバーの直角施工について


Q.配線カバーを直角に施工するには、どの様な方法がありますか?


A.ニュー・エフモールをご使用の場合で、本体の進路を水平方向に直角(90度)に曲げる場合には、付属品「マガリ」を用いて施工します。
モール本体の進路を垂直方向フタ側(内側)へ直角に曲げる場合(壁伝いに内側へ直角に曲げて施工する場合)には、付属品「イリズミ」を用います。
また、本体の進路を垂直方向ベース側(外側)へ直角に曲げる場合(柱伝いに外側へ曲げる場合)には、付属品「デズミ」を用いて施工します。

エムケーダクトをご使用の場合は、マガリは「平面マガリ」、イリズミ・デズミ0〜4号は
「内外マガリ」、それ以上の号数は「内マガリ」「外マガリ」を用いて施工します。

その他の方法として、付属品を用いないで、本体を45度にカットして、カバー本体同士の接続で90度施工を行う場合もあります。
(当社で、特注品としてご注文をお受けする事も出来ます。)


付属品「マガリ」について


Q.付属品「マガリ」の用途って何ですか?


A.本体を水平方向に90度曲げて接合する際に使用します。
商品の種類によっては「平面マガリ」「フラットエルボ」と呼びます。


付属品「イリズミ」について


Q.付属品「イリズミ」の用途って何ですか?


A.本体同士を垂直に入り込んだコーナーで90度に接合する際に使用します。
商品の種類によっては「内マガリ」「インターナルエルボ」と呼びます。


付属品「デズミ」について


Q.付属品「デズミ」の用途って何ですか?


A.本体同士を垂直に出っ張ったコーナーで90度に接合する際に使用します。
商品の種類よっては「外マガリ」「エクスターナルエルボ」と呼びます。


RoHS指令対応について


Q.マサル工業の商品は、RoHS指令対応済みですか?


A.製品の全ての構成部材において、禁止物質の含有率を指定の数値以下にする必要がありますが、当社商品においてはその対応を完了しています。(RoHS指令:EU(欧州連合)による「電機・電子機器における特定有害物質の使用制限指令」のこと)


「ニュー・エフモール」と「エフモール」の違いについて


Q.ニュー・エフモールとエフモールの違いを教えてください。


A.モール本体の形状・かん合が違います。
ニュー・エフモールはエフモールに比べてケーブル収容力が40%アップしています。
ニュー・エフモールとエフモールは付属品の接続方法が違います。
また付属品に互換性がないため、本体に応じた付属品をお求めください。
ニュー・エフモールは9色、エフモールは2色のカラーバリエーションをご用意して
おります。


エムケーダクト0号〜4号には、内マガリ・外マガリは
ないのですか?


Q.エムケーダクト0号〜4号には、内マガリ・外マガリはないのですか?


A.エムケーダクト0号〜4号は、「内外マガリ」という付属品で内マガリ・外マガリ兼用
なっています。


エムケーダクト付属品「DCホルダー1号・2号1個用」
について


Q.エムケーダクト付属品のDCホルダー1号・2号1個用を使用したいのですが、
取付金具は必要ですか?


A.DCホルダー1号・2号1個用には別途取付金具が必要となります。
市販の物をご購入の上、ご使用下さい。


モールの変わった使い方について


Q.小学校の理科の実験に使用された「モール」があると聞きましたが、それは何ですか?


A.当社「エフモール」の最小号数であります「ミニモール」がそれに該当します。
フタの部分が、理科「位置エネルギー」の実験教材として活用されたそうです。


「ガードマン」と「ガードマンII」について


Q.床用の配線カバー「ガードマン」と「ガードマンII」の違いは何ですか?


A.ガードマン」は、マサル工業の床用配線モールの先駆けとして開発された商品で、材質は「塩化ビニル」、二層構造で耐荷重性に優れている商品です。
ガードマンII」は、ガードマンの機能「ケーブル収容能力、強度、採用カラー、付属品品揃え」を充実させ、お求め易い価格設定にした商品です。(二層構造ではありません。)


ワイプロについて


Q.「ワイプロ」という用語を聞きますが何ですか?


A.ワイヤープロテクタ」の略称です。
当社が「配線用カバー」として先駆けて、鉄製で作ったのがその歴史のスタートとなり
ます。
その後、樹脂製で作られる様になり、S形、N形等の形状や、号数、各種色の採用、
付属品の設定がなされ、豊富なバリエーションで電話工事の配線材料として活躍
しました。最盛期は4社で生産されていましたが、現在は当社の他1社の合計2社で
生産・販売を行っています。


ガードマンIIケーブル入線時の注意点について


Q.ガードマンIIに複数本ケーブルを入線させる場合、フタを被せる時、ケーブルを
挟み込まない方法はありますか?


A.ガードマンIIの付属品「ケーブルパッチン」を用いると、入線させたケーブルがはみ出る事無く、フタを被せる際の挟み込みを防ぐ事が出来ます。
また、3号、4号、5号には、ケーブル収容能力を向上させたR3号、R4号、R5号があり、ベースの形状が、入線ケーブルが飛び出しにくい形状となっています。


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